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 乳がん検診の内容

問診・視触診
問診:年齢、月経周期、初潮・閉経の時期、未婚・既婚、妊娠・出産経験の有無、病歴、家族歴、気がかりな症状などについて伺います。

視診:乳房の形、左右の対称性、ひきつれ、陥没、皮膚の変化などを観察します。

触診:座ったり仰向けになった状態で行います。指で乳房全体を触診ながらしこりなどの異常がないかを確かめます。わきの下のリンパ節も触診します。


マンモグラフィー検査
乳腺・乳房専用のレントゲン撮影で、乳房を挟みながら圧迫して、上下方向から1枚、左右方向から1枚(合計2枚・両方の乳房を撮影する場合は合計4枚)撮影します。
触診では診断できない小さなしこりや、しこりになる前の石灰化した微細な乳がんを発見することもでき、乳がんの診断に欠かせないものです。
ただし、40代以下の若い人の場合は乳腺が豊富なため、]線写真が全体的に白くなってしまい、しこり(こちらも白く写ります)を見つけることが難しくなります。
また妊娠している人は検査できません。


乳房をはさむ時には少し痛みを伴います。これは乳房を薄く引き延ばして出来るだけ少ない放射線量ではっきり写すためです。
このため1回の撮影で受ける放射線の量は大変微量で、東京からサンフランシスコへ飛行機で往復するときに浴びる自然放射線よりも少ないくらいです。また一定以上の圧力はかからないような設定になっているので心配はいりません。

超音波検査(エコー検査)
乳房に超音波を当て、組織からの反射をとらえて画像にし、わずかな濃度の違いで病巣を診断します。
横になり、乳房にゼリーをぬってから乳房の上で超音波を出す機械を動かします。
検査自体も容易で全く痛みも被爆もないという利点はありますが、検査結果にばらつきがあるという問題点もあります。
マンモグラフィーでは判定しにくい若年者のしこりを見つけるのに効果的です。

 

 

 

細胞診・組織診
細胞診(穿刺細胞診)は、細い注射針をしこり(腫瘍)に刺し、中の細胞を取り出し顕微鏡で良性か悪性かを見る検査です。
また、乳首からでる分泌液も細胞診を行います。
細胞診ではっきり診断がつかない場合は、針組織診という少し太めの針を使って検査します。
メスでの切除に比較して安全性が高く、短時間でしかもキズがほとんど残りません。
触診ではしこりは触れずに、画像検査だけで異常が指摘されるような場合には、マンモトーム生検と呼ばれる特殊な針生検を行うこともあります。

 

万が一乳がんが見つかったら・・・その後の経過について>>クリック


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