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<女性医療ネットワーク主催公開セミナー in 長崎>
講師・パネリストプロフィール

池上 清子
国連人口基金UNFPA 東京事務所長・・・国際基督教大学大学院で行政学修士号を 取得後、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)定住促進担当、国連本部人事局行政官、家族計画 国際協力財団(JOICFP)調査計画部長、同企画開発部長、国際家族計画連盟(IPPF)ロンドン資 金調達担当官などを経て、2002年9月より国連人口基金東京事務所長。開発途上国での女性の健 康、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、人口、HIV/エイズなど諸問題に取り組む。外務省OD A評価有識者会議委員、内閣官房長官諮問機関アフガニスタンの女性支援に関する懇談会メンバ ーなどを歴任。また、保健分野NGO間のネットワーク構築にも寄与。著書に「有森裕子と読む人 口問題ガイドブック」(2004年 国際開発ジャーナル社)、「シニアのための国際協力入門 」(共著、2004年 明石書店)など。
 国連人口基金 東京事務所は、日本国内で、世界の人口問題への関心と国連人口基金の活動への理解を促進し、支援を広げることを目的として活動しています。日本では、人口問題や家族計画は過去の問題だ、と思われがちです。けれども、日本の少子化の背景には、「産みたくても産めない」現状があるのではないでしょうか。逆に開発途上国では、多くの女性が望む数以上の子どもを作らざるを得ない状況に置かれているのです。全ての子どもが望まれて生まれ、すこやかに育つ社会に。……日本も開発途上国も、その課題の根本にあるものは、同じなのかもしれません。
増崎 英明:
長崎大学産婦人科学教室教授・・・長く胎児医療に携わる。
メッセージ
「従来の胎児診断は超音波検査など画像診断が主流でしたが、最近では母親の血中を流れている胎児のDNA や RNAを拾い出して、母親に痛みを与えずに胎児の遺伝情報を得ることができます。
胎児はたいへ ん不思議な生き物で、見かけは私たちに似ていますが、じつは宇宙人のような存在で、繊細です が頑強です。わたしたちの次の世代を担うためにこの世に登場してきます。みんなで大事に育て てあげようではないですか。」(長崎大学大学院国際健康開発研究科ホームページより)
 
山本 阿紀子:(写真前列左)
国境なき医師団・産婦人科医師。.
東京女子医大卒業後国立国際医療センター、 成育医療センター、東京医療センターにて産婦人科医として勤務。産婦人科認定医取得後、国境 なき医師団に参加、活動を続けている。
派遣歴:2006 年1月−3月(パキスタン・バーグ)
      2006 年12月−2007年3月(トルクメニスタン・マグダンリー)
      2007年4月−11月(スリランカ・バティ カロア&ポイントペドロ)
      2008年2〜5月は英国リバプールで熱帯医学研修。    
長嶺 由衣子:
長崎大学医学部6年生(日本国際保健医療学会学生部会*前代表) ・・・一橋大学社会学部卒業(卒論:「公衆衛生を政治する―戦後沖縄のマラリア、ハンセン病対策に学ぶ国際保健衛生の未来―」)。その後、長崎大学医学部へ3年次学士編入学。
2003年UNFPAでインターン(1年)。同年コスタリカ1ヶ月滞在。2007年ケニアでHIV/AIDSクリニック視察。他、フィリピン・インドなどに短期滞在し、スラム・僻地の生活や医療機関を視察。
2008年3-5月オランダ病院実習(女性医師勤務状況、雇用条件、maternity leave等北欧諸国の女性の処遇を学ぶ。)  
*日本国際保健医療学会学生部会(http://www.jaih-s.net/)は、国際保健医療に興味を持つ様々な分野の
学生に対し、勉強会、海外経験、国内ネットワーキングの場を提供する学生団体。
 
安日 泰子:
やすひウィメンズヘルスクリニック院長・・・産婦人科認定医.長崎大学医学部非常勤 講師.長崎県“人間と性”教育研究会 代表
略歴:
1979  東京女子医科大学卒業-医師免許取得.東京女子医科大学産婦人科および長崎大学 医学部産婦人科にて研修・研究。
1990〜長崎大学医療技術短期大学部非常勤講師(〜1996.3)
1994〜長崎大学教養部非常勤講師(〜1995.3)1996夫の留学に伴い、1年半渡米(アメリカでの 性教育その他健康教育を研鑽) 
1998長崎大学医学部非常勤講師(〜現在に至る)

 

 


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