途上国では、マラリア・結核などの感染症でなくなる人の数はいまだに多く、さらにHIV/AIDSの広がりとともに、問題は深刻です。また、妊婦死亡率・乳児死亡率の高さは、紛争・貧困による医療へのアクセスの問題を反映しています。長崎大学では熱帯医学研究所や国際戦略本部などによって、国際的な保健・医療に関わる内外の専門家育成に取り組んでいます。このセミナーでは、海外の女性たちの問題を考え直すとともに、国内で最近の産婦人科医不足などによる医療の問題についても一緒に考えたいと思います。
医療関係者以外に、国際問題や女性に関わる医療に興味のある一般の方々もぜひご参加下さい。
開催日時 : 2008年7月5日(土)14:00〜17:30
会 場 : 長崎市医師会館講堂
(長崎市栄町2-22 095-818-5511)
◎一般のみなさまは参加費無料です。
小さいお子様がいらっしゃる方は託児可能です。
下記問合せ先に6月30日までにお申し込みください。
プログラム
<第1部>
●基調講演「途上国における女性たちの健康問題」
池上清子さん(国連人口計画UNFPA東京事務所長)
●パネリスト報告
@ 「海外医療援助の現場で、女性たちは・・・」
-山本阿紀子(産婦人科医・国境なき医師団ボランティア)
A 「学生が見た現実!エイズと女性」
-長嶺由衣子(日本国際保健医療学会学生部会前代表、長崎大学医学部6年)
B 「いのちが産まれる場所」
-増崎英明(長崎大学付属病院産婦人科教授)
C 「多様な職域とともに女性の健康“セーフテイネット”形成へ 」
-安日泰子(やすひウィメンズ・ヘルス・クリニック院長)
<第2部>
●パネルディスカッション
◇ コーディネーター:種部恭子(女性クリニックWe 富山院長、女性医療ネットワーク理事)
◇ パネリスト:上記発言者
※会場からの質問を交えて意見交換を行います。
※講師、パネリストのプロフィールはこちらをご覧ください。
主催: 特定非営利活動法人女性医療ネットワーク(代表 対馬ルリ子)http://www.cnet.gr.jp
女性医療ネットワーク公開セミナーin長崎実行委員会
共催: 長崎県女性医師の会(代表 伊東昌子)http://nagasaki-joi.net/
後援: 長崎県、長崎市、長崎県医師会、長崎市医師会、
日本産婦人科学会長崎地方部会、日本産婦人科医会長崎県支部
お問合せ先:実行委員会事務局・黒崎(FAX095-882-7288またはnobuk9016@trad.ocn.ne.jp)
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