■日時: 2007年11月21日(水)18:30〜
■会場: NBCビデオホール
■入場料: 当日 大人2,800円(前売り2、500円) 学生1,800円(前売り1,500円)
■座席: 全自由席
■主催: IPPNW長崎県支部(支部長・朝長万左男)
■連絡先 三根真理子 電話095-849-7127
1950年代半ば、世界ではアメリカ、ソビエト連邦、中国が競って、大気圏内で核実験を繰り返し、人類絶滅の危機と核実験による大気汚染が深刻な問題になっていました。
奇しくも、1954年、南太平洋ビキニ環礁で、第五福竜丸(静岡県焼津、マグロ漁船)が、操業中に水爆実験による“死の灰”を浴びて、船員が亡くなる事件がありました。
1957年、ノーベル平和賞受賞者シュヴァイツァー博士は、相次ぐ核実験を危惧し、線世界にむけて「核実験禁止アピール」を放送されました。これは、世界中の人々に核実験反対の世論を巻き起こし、その結果、大気中での核実験禁止が達成されたのです。
その50周年にあたる今年、シュヴァイツァー博士の孫娘・クリスティアーネ・エンゲルは、被爆地ヒロシマ・ナガサキで平和祈念50周年コンサートツアーを開始することを切望され、この演奏会が実現しました。
クリスティアーネ・エンゲルは、医者として働く傍ら、プロとしてピアノの演奏も継続し、世界各地で演奏会を開いています。その多くは慈善活動のためのコンサートです。
また、結婚してアメリカで暮らし、3人の娘の母親でもあります。
医学をめざすきっかけが、幼い頃に読んだシュヴァイツァー博士の伝記という人も多いのではないでしょうか。そして、孫娘が意志を継ぎ、豊かな才能も譲り受けて、さらには女性医師としても活躍していることに感動を覚えています。
私たち、女性医師の会でもこの演奏会を支援するとともに、世界で唯一の原爆被災医科大学で学んだ者として、50年前の博士の平和への思いを新たにしたいと思っています、この機会に、多くの市民の方、多くの若い方にご参加頂けることを祈っております。
長崎県女性医師の会
文責・黒崎伸子/会員、IPPNW核戦争防止国際医師会議)長崎県支部理事
参考 IPPNW日本支部:URL http://www.hiroshima.med.or.jp/kenisikai/ippnw/jppnw.htm
新聞記事:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/20070912/20070912_004.shtml
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